震度4超続発で、南海トラフ地震への “緊迫” を京大教授も警鐘!
ここ最近、日本列島が揺れ続けています。今年(2022年)の3月25日から4月2日までの間に、6回も震度4クラスの大きな地震が起きています。その発生場所も東北、北海道、千葉、京都と広範囲に及んでいます。
京都大学の鎌田浩毅名誉教授は「こうした地震は、南海トラフ本体の地震の危険性が高まるにつれて、これから増えていきます。 この「チェーン地震」 に、よりいっそうの注意が必要です」と警告しています。
そうした中、【首相官邸:災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~】でも保存用ビスケットなどの備蓄が強調されています。
非常食用ビスケットを備蓄する

保存用ビスケットを備蓄したほうが良いというのは分かるけど、普通のビスケットとどう違うの? 美味しいのかしら?



そうだね! 保存用ビスケットは賞味期限が5年間と長いのが特徴だね。今は、技術の進歩で味は普通のビスケットとほとんど変わらないよ。
これから、保存方法とおすすめの食べ方を教えるよ。
筆者のおすすめは、江崎グリコ ビスコ保存缶 30枚 ×5個です。
保存方法
高温多湿、直射日光を避けた所に保存するだけで簡単です。
元来は、家庭内避難用なのですが、緊急時の避難用バッグにも少し入れておきましょう。
食べ方
保存食の定番といえば、乾パンやクラッカーなどのビスケットが思い浮かびます。
常温で数年間保存できるものも多く、袋から出してそのまま食べられるので、保存食にピッタリです。
しかし、長期保存できるだけに、賞味期限が近づいてもすっかり忘れていて、気が付いたときには食べられなくなっていたというのもよくある話です。
保存食は用意しておくだけでなく、日常での管理が大事になります。
保存食をふだんから食べて管理する「ローリングストック法」を採り入れれば、賞味期限内に保存食を処分でき、つねに食べられるものをストックしておけます。
でも、保存用のビスケットを毎日のおやつに食べるには、なんだか味気ないですよね。
なので、保存用ビスケットを絶品スイーツに変えるアレンジレシピを紹介します。
チョコサラミ
材料・2人分
- 保存用ビスケット 75g(1袋5枚)
- バター 15g
- 牛乳 65ml
- ココアパウダー 8g
- 砂糖 18g
- ナッツ 適宜
- ドライフルーツ 適宜
作り方
- 袋の中でビスケットを細かくなり過ぎない程度に割る
- ナッツとドライフルーツを適当な大きさに刻む
- 鍋にバターを弱火で溶かし、牛乳、ココアパウダー、砂糖を加える
- ビスケットにナッツとドライフルーツを混ぜ、ソースをかけ、木べらで混ぜる
- ラップに乗せ、好きな形にする。
- 冷めたら、2時間程冷凍庫で休ませる
- を薄くスライスしたら完成!
冷凍庫でひんやりと凍らせたデザートです。ビスケットのザクザクとした食感を楽しむために、細かく砕きすぎないようにしましょう。
ティラミス
硬い保存用ビスケットを、高齢者でも食べやすくするために考案されたのが、このティラミスのレシピです。
コーヒーがしっかりとしみ込んだビスケットと、ふんわりと軽やかな味の生クリームは相性抜群です。
ビスケットを使えば調理工程が少なく済み、焼きすぎや上手く固まらないなど、お菓子作りにありがちな失敗が少なくなります。
小さな子供やお年寄りでも食べやすく工夫されているので、家族みんなでいただけます!
あなたの家にも、買っただけで安心して、すっかり忘れ去られている保存用ビスケットはありませんか?
賞味期限が来る前においしく食べて、いざというときのために、新しいものを補填しておきましょう。
パウンドケーキ
材料 (パウンド型20cm1本分)
- 保存用ビスケット 200g
- バナナ 2本
- 牛乳 100cc
- 卵 1個
- ベーキングパウダー 小さじ1
作り方
- オーブンは170度で予熱を開始する
- パウンド型にクッキングシートを敷いておく
- 2ビスケットをポリ袋に入れて綿棒などでたたいて砕く
- 多少形が残っていてもOK
- ボウルに全ての材料を入れてよく混ぜる
- 型に流し、オーブンで20分焼く
- 串をさして生地に火が通っているか確認して完成
これで完成です。美味しく召し上がってください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
あなたも非常時に備えて「保存用ビスケット」を備蓄しましょう!