震度4超続発で、南海トラフ地震への “緊迫” を京大教授も警鐘!
ここ最近、日本列島が揺れ続けています。今年(2022年)の3月25日から4月2日までの間に、6回も震度4クラスの大きな地震が起きています。その発生場所も東北、北海道、千葉、京都と広範囲に及んでいます。
京都大学の鎌田浩毅名誉教授は「こうした地震は、南海トラフ本体の地震の危険性が高まるにつれて、これから増えていきます。 この「チェーン地震」 に、よりいっそうの注意が必要です」と警告しています。
そうした中、【首相官邸:災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~】でも非常食(アルファ米など)の備蓄が強調されています。
非常食:アルファ米を備蓄する

アルファ米を備蓄しなければならないというのは分かったけど、どんなお米なの? 美味しいのかしら?



そうだね! ほとんどの人が、アルファ米がどんなものか知らないと思うよ。これから、アルファ米備蓄の必要性と、食べ方を説明していくからね!
アルファ米ってどんなお米?
「アルファ米」とは、炊飯したり煮たお米を熱風で急速に乾燥させてできたお米です。
炊飯や煮蒸などの加熱、加水によってできたお米のでんぷんを糊化させてそのままの状態で乾燥させたものです。
「アルファ米」は、お米が持つでんぷん構造そのままで、おいしいお米を食べることができるお米です。
「アルファ」という名前から少し科学的なものを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、決してそういうものではありません。
どうしてアルファと言われるのか?
お米にはエネルギー源となるでんぷんが2種類含まれており、水分が少なく腐りにくいけれど消化しづらい「β(ベータ)でんぷん」と、水分が多く腐りやすいけれど体内において消化しやすい炊飯後のごはんの「α(アルファ)でんぷん」とがあります。
アルファ米の場合は、炊飯したごはんを放置すると、でんぷんは自然にβ(ベータ)でんぷんという生のお米の構造に戻ろうとするのですが、炊飯直後に熱風で急速に乾燥させることで、アルファの状態を保つようになります。このお米を「アルファ米」と言います。
アルファ米の特徴
ここで、アルファ米の魅力的について説明しましょう。
手軽さが魅力
「アルファ米」の特徴のひとつは、その手軽さにあります! 洗米や漬け置きする必要がないので準備に時間をかけずに食べられます。
また生米とは違い、一度乾燥させているので長期保存に適しており、保存食や非常食としても使うことができます。
おいしい
「アルファ米」は一度乾燥させているので、炊き込みごはんなどの「味系」のごはんを作るときに味が染み込みやすくなっています。そのままで食べるだけではなく、お料理のアレンジも楽しめるお米です。
「加工食品」に分類されるお米ですが、おいしさはそのままに安全、安心、そして便利でかんたんに準備、食べることができます。
筆者の一押し「アルファ米」は、尾西食品アルファ米人気5種×5袋(25袋セット)です。
非常時におけるアルファ米の食べ方
食べ方はいたって簡単、アルファ米にお湯か水を注ぐだけです。
アルファ米の最大の利点は水さえあれば、いつでもどこでも、ご飯が食べられるということ。水の代わりにお茶を利用すれば「茶飯」にもなります。緑茶やほうじ茶などで試してもいいですね。
環境が整っているのであれば、水を注ぐよりもお湯を注いで作ったほうが確実においしくいただけます。メーカーによって若干の違いはありますが、お湯で15分、水だと60分ほどでご飯ができあがります。さらに可能であれば、水を入れて電子レンジで加熱すれば数分で食べられる状態になりおすすめです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
万が一の非常事態に備えて、ぜひ「アルファ米」を備蓄してください。「備えあれば患いなし」です!